仮面の忍者赤影 根来編のあらすじと感想1

仮面の忍者赤影
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仮面の忍者赤影 根来編のあらすじ 第一話「根来十三人」

紀州根来の山奥、暗闇谷を夕里弾正の使者が訪れた。根来衆に三忍(人?)までが始末され、一人残った伴藤内から弾正の天下統一の野望に邪魔な信長暗殺を依頼された暗闇鬼堂は「夜の天下」を貰い受けることを条件に、その件を引き受ける。その翌日の夜、岐阜城に潜入し信長の寝首をかかんとした水馬流馬により赤影達は根来忍者の暗躍を察知した。城下の影屋敷に戻ったところを流馬に襲撃されて、赤影は姿を消す。翌朝、夕里弾正制圧の為、京へ出発した信長一行を討たんとする流馬。だが、赤影が信長と入れ替わっていた!!水を使う流馬の術に苦戦しながらも流馬を倒した赤影は、流馬が最後に言った言葉から信長の本隊の危機を察知する。そのころ、信長の前には巨大な山椒魚怪獣ガンダがたちはだかる.無事、信長を京の都に送り届ける事ができるだろうか?急げ赤影!!

出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
   1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
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仮面の忍者赤影 根来編の感想 第一話「根来十三人」

今回から新しい話になりました。紀州根来衆との戦いになります。この話の中で紀州根来は赤影達

の敵役になるので長いことずっーと大人になっても悪いイメージがつきまといましたね。テレビの

影響は本当に怖いものですね。ロケのところとセットのところ切り替わりがありました。吊り橋が

出てきて暗闇鬼堂役、原健策さんがでてきました。

原健策さんと言えば別で紹介しています。

暗闇鬼堂・・不気味な人ですね。根来の頭領とのことでやはり迫力があります。幻妖斎と同じで

すね。夕里弾正から信長の暗殺の依頼が来ました。この夕里弾正役は汐路章さん

汐路章さんもここで紹介しています。

この夕里弾正もわるそうな顔をしています。この仮面の忍者赤影が放送されたのは今から

54年前、バリバリの昭和です。松永久秀をイメージしていたのでしょうか?この当時は松永久秀

はどちらかというと戦国武将の中でもヒール的な人物でした。しかし近年は違う(良い)イメージ

になっていますね。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の中での松永久秀は良い人物として描かれてい

ました。

それにしても根来忍者の頭領、暗闇鬼堂と夕里弾正の密談、2人が映っているシーンは特有の

不気味さがありますね。当時子供だった時「怖い」と思ったことは言うまでもありません

さて根来の一番手水馬流馬、織田信長を暗殺せんと寝所に攻め込んだがそこには青影がいました。

そして白影、赤影が合流、赤影と流馬の殺陣もみごとでした。赤影さんは一段と腕をあげていま

す。勝負はつかず、その後赤影たちは信長を護衛することになりました。

赤影が忍者道具を手入れしているとき、再び流馬が現れました。根来の忍法「やみふんどう」を

食らってしまいます。四方から根来忍者がでてきて鎖を投げつけられ身動きが取れなくなります。

そして爆弾を投げつけられ赤影は消えてしまいます。白影、青影は心配阿します。一方信長は京を

目指し馬を走らせます。いつものロケの山の中の林の道を駆け抜けるシーンです。そこに流馬が

登場、信長を殺そうとした瞬間、赤影が変装していました。

生きていましたね赤影は!。死んだとみおせかけたのは

飛騨忍法「影の分身」のようです。←飛騨忍法一覧はこちらをクリックしてください!

水馬流馬との戦いは激しいロケです。草原みたいな広々としたところのロケから流馬の忍法なのか

不明ですが突然大水が流れてきてその水の流木の上での戦い(セット)ちなみに言い遅れましたが

水馬流馬という名前の忍者なので水をつかった忍術が得意です。流木の上で一瞬、二人の戦いで

赤影と流馬の人形のシーンがでています。そしてすぐ再度草原のような広々としたところでの戦い

となりました。いやあ、2人の殺陣がいいですね。ほれぼれします。そしてこの殺陣のシーンで赤影

が流馬を斬り捨てます。しかし珍しいシーンです。赤影が斬って相手を殺すのはめったにみませ

ん。初めてではないでしょうか?

こっちのほうは済んだのですが信長のほうは怪獣、魚のような怪獣が現れます。いきなり怪獣んが

でてきましたね。この放送の最初のところでも同様の怪獣がでていましたね。根来衆との闘いは

最後まで激しくなりそうです。

この仮面の忍者赤影根来編から怪獣路線に変更していったいうことです。その一方で出てくる忍者

群たちはその時代にあったそれらしい忍者になってるということです。

当時制作サイドは自由な発想で赤影を制作しており怪獣や忍術などは自分たちの子供たちに聞いて

どんな忍術や怪獣があったらよいか聞いていたりしていたそうです。自由な発想で仕事ができる

現場はきっとモチベーションが高かったんでしょうね。うらやましい限りですね。今の時代はもう

なかなかないですよね。自由な発想が当時の子供たちを大変喜ばせて頂いたし、再放送後も、歳月

がたっても楽しいんですよね。別のところでも書きましたが夕里弾正役の汐路章さんが後年、

青影役の金子吉延さんとあったとき「仮面の忍者赤影は名作だよ」と延々と語っていたそうです。

歴史好きの私は根来ということばはこの赤影をみて覚えました。紀州根来寺や、根来雑賀一族など

とても興味があり歴史本などよく読ましていただいております。私の歴史好きはひょっとして赤影

が起因かなあと最近思うようになりました。特にDVDを見てからでしょうか?この時50代になっ

てから気づきましたね。歳をとってから気づくことができるのはとてもありがたいことです。

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