家の庭の虫はこれです。 ナナフシモドキの幼虫がいました。
毎年は我が家の庭にナナフシ(モドキ)が現れます。コロナ化でいやなことばかり
珍しい虫なので出会うことをひそかに毎年楽しみにしています。もちろん現れない年もあります。
今年はなんと幼虫らしきものと遭遇、妻が教えてくれました。びっくりです。興奮しました。
ここ10年ぐらいでしょうか6回は発生しています。私は静岡県に済んでいます。以前、30代中
ごろまで大阪に済んでいましたが一度も見たことがありませんでした。生まれて初めて見たのは
40代前半、子供が小学3年生のころ夏休み家族で父親の田舎、鹿児島県に遊びに行ったときの
ことです。霧島高原のホテルに泊まった時そこの駐車場に茶色系統のナナフシがいたのです。大き
かったです。生き物図鑑で子供とよく見ていたのですぐにナナフシとわかりました。大人になって
いた私が大変喜んだことを覚えています。確か当時は捕まえて1日中籠にいれて持ち歩いていまし
た。その晩子供に言って逃がしてやって事も覚えています。田舎に行くので珍しい生き物がいる
はずだということで籠を持っていませました。
実は子供より私が楽しみにしていたのかもしれません。とにかくナナフシを初めて見た時は興奮し
衝撃でした。
それから数年(3,4年ぐらい)たったあと家の戸にナナフシ(モドキ)がくっついていました。
びっくりました。これは家族が教えてくれました。家族中全員が見ましたね。
「あ~っ ナナフシだ!」なぜうちの家に現れたのかよくわかりません。
2、3日そのままにしていましたが3日ごろからどこかにいったのでしょうか?
見当たらなくなりましたね。それから2~3年ごとに現れるようになりました。
2年続けて現れた時がありましたね。どういう生き方をしているのでしょうか?
これは去年6月に現れたナナフシ(モドキ)です。
どうでしょうか? まあまあ大きかったと思います。サイズは計測していなかったです。
やっぱり枝とちがって目立ちますね。肉食生物にすぎにやられそうです。
ナナフシモドキの不思議
ナナフシモドキはメスがほとんどだそうです。オスは今まで全国においても数例しか見つかってい
ないとのことです。。
不思議なのはナナフシ(モドキ)はメスだけで繁殖できるようですよ。
受精しなくても幼虫が生まれる単為生殖(単為発生)という方法が生物界でそんざいするようです。
この昆虫の世界はこのようなメスだけというのは多いようです。このナナフシ(モドキ)は木など
に止まったまま、そのまま下に卵を落としていきます。自然界では卵なのか
植物のタネなのかわからないようです。成虫はよく木の枝に擬態しますが、ひょっとして
この卵もタネに擬態しているのでしょうか?私は卵をみたことがないですがこの小さな数ミリの
卵から1cmぐらいの幼虫が出てくるようです。見たことのある人は驚くようです。
ナナフシモドキの寿命
春に生まれて10~11月になったら姿を消とのこと。しかし、飼育環境において年が明けて冬場で
も飼育していた例があるので、寿命はその辺くらいまであるのではないでしょうか。
でも、あまり動いているところを見たことがないので動きは遅そうです。だから擬態するのだと思
いますが、野外では外敵に狙われたり、風雨にさらされることがあるので長く生きるのが難しいの
だと思います。自然環境の厳しさがよくわかりますね。
台風が何度か来た年(多い年)には、ナナフシを見つけることが厳しいということを聞いたことが
あります。
ナナフシモドキの分布や生息地はどこ?
本州から四国、九州まで分布しています。熱帯から温帯地域、地や低山で見ることができますが、
都市部でも緑地公園などで見ることもできますよ。私の家は静岡県で平地ですが庭にいくつか小さ
な気があります。ナナフシの事を調べているとエノキやサクラの葉を餌にしているとのこと。実は
私の家にはさくらんぼの実がなる木があります。さくらんぼの実が落ちると葉がかなりでてきま
す。こういう影響があるのでしょうか?
ナナフシの天敵との戦いと生存方法について
ナナフシの天敵にはカマキリやアリなどに襲われることがることと、クモに捕食されることもあり
ます。他にはトカゲやカエルなどの爬虫類系、鳥類などもナナフシを食べてしまいます。
食べられてしまうと、当然食べたほうの栄養源になると思われますが最近の研究結果から
食べられた卵が未消化で排泄されることによって生息域を広げることができるというレポートも
でているようです。これはすごい生存方法ですね。じっくり観察したことはないのですが本当に
不思議な生き物なんですね。こういう珍しい生き物と出会うとなんか良いことが行きそうな感じ
です・・・といつも勝手に思っています。
まとめ
ナナフシの天敵にはカマキリやアリなどに襲われることがることと、クモに捕食されることもあり
す。他にはトカゲやカエルなどの爬虫類系、鳥類などもナナフシを食べてしまいます。
食べられてしまうと、当然食べたほうの栄養源になると思われますが最近の研究結果から
食べられた卵が未消化で排泄されることによって生息域を広げることができるというレポートもで
ているようです。これはすごい生存方法ですね。じっくり観察したことはないのですが本当に
不思議な生き物なんですね。こういう珍しい生き物と出会うとなんか良いことが行きそうな感じ
です・・・といつも勝手に思っています。
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