仮面の忍者赤影 根来編のあらすじと感想9

仮面の忍者赤影
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仮面の忍者赤影 根来編のあらすじ 第九話「鳥怪獣ガッポ」

白影の要請で、四人に伊賀衆が信長の警護にあたる。カラの輿で敵の目をそらし信長達が伊賀へ向かった事を見破った流れ星左十は、信長の後を追う伊賀衆を尾ける。佐十の術の為失明した頬白の鼻(二見忠男)に追い付かれ、仲間の声真似を鼻の嗅覚に見破られ足止めを食らった佐十は討たれたと見せかけ、勝ったと思った鼻は冥途の土産に信長の行方を口にした瞬間、佐十に刺された。また白影の声を真似て残りの伊賀者を小屋におびき寄せ始末する作戦は柘植の市松の捨身の攻防によって破られた。佐十は伊賀者の音羽の孫六と名乗り赤影達を森におびき込み、自らが飼いならした梟の精ガッポを呼び、四人を餌食にしようとした。しかし、青影の投げた照明弾で光に弱いガッポは失明し、赤影の光線を受けて消滅した。佐十も死に、皆の協力が信長を守り通した。

出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
   1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
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仮面の忍者赤影 根来編の感想 第九話「鳥怪獣ガッポ」

ドラマ開始早々、狼煙が上がりました。青影が駆けつけると伊賀の4人衆がいましたね。どうやら

白影が呼んだようです。知り合いというところでしょうか。この伊賀者4人全員の顔がテレビで映

りました。DVDでじっくり見るとみんな知っている人ばかりですね。全員脇役、時代劇等の

バイプレーヤー役で出演されていた人ばかりですね。悪者役や家老の役など

みんな見たことのある人ばかりでした。赤影に出演されている人達は今思えばすごいですね。中村

錦司さん、滝譲二さん、そして出水憲次さんにいたっては時代劇でよく見た顔です。私は特に伊賀

忍者、頬白の鼻役(赤鼻でしたね)の二見忠男さんは特に印象深いです。この人はこの後の魔風編

で魔風忍者役をしますね。猿彦と犬彦の役です。私はそれ以上印象深いのは石立鉄男さん、大原

麗子さんらが出演されていた「雑居時代」というドラマで石立鉄男さんが絡む雑誌の編集長役の

方ですね。私は雑居時代も大好きなドラマだったのでよく覚えています。この編集長が登場した

とき(子供の時)「あっ、この人、赤影に出ていた人だ!」といつものように思いましたね。

この伊賀衆が、からの輿を担いで根来衆をおびき寄せる作戦。一方赤影達3人は信長を護衛する

という方法です。根来が罠にかかりました。輿を襲撃しましたが誰もいませんでした。

しかし、根来忍者は斬られたとき輿の中に梟の羽を突き刺しました。

伊賀衆が担いだ輿から何やら声がします。不気味です。

これは根来忍法「ふくろうしゃべり」←根来忍法はこちらです

輿の中を覗くと梟がいました。頬白の鼻が覗いた途端両目に羽が突き刺さり失明し

ました。しかしその後この二見さん演じる鼻さんは目がダメでもそれこそ鼻が聞くようです。最後

まで流れ星佐十相手に善戦していましたね。赤影達は山の中の小道を歩いているロケシーンでし

た。そして道中あぶないお爺さんに出会いました。いかにも怪しげな爺さんです。道案内をすると

のことでしたが、もちろん佐十が変装しているだけですね。

そして怪しげなセットのシーンに変わり、お爺さんが正体を現しました。空が突然黒くなりました。

そして梟の怪獣の登場です。羽がはばたくと強い風が吹き荒れます。よく考えると仮面の忍者赤影

のドラマは火、火薬などもよく使われますが、強い風の忍術も多いですね。

この梟は目から砲撃ができます。白影のテーマ?が久々に流れましたね。しかし青影が頭を働かせて

光が弱点ということで空を明るくします。怪獣ガッポは弱くなりました。赤影は流れ星佐十を斬りま

した。そしてガッポには仮面の目の間にあるところから光線を浴びせて倒しましたね。この赤影の

光線はウルトラセブンのウルトラビームと同じ方法ですね。真似たのでしょうか?ウルトラセブンは

同時期に放映されていますね。根来編が始まったと同時ぐらいにセブンの放映が始まっています。

これは多分真似ているような気がします。

根来編は1話完結で怪獣と忍者が倒されていくというのが何回かありますね。登場はあっという間で

すね。流れ星佐十役の北村英三さんも時代劇とかの脇役で有名でした。新選組血風録や燃えよ剣剣で

井上源三郎役をしていました。関西系の部長刑事にもでていましたね。よく見ていたなあ!

その後、大阪芸術大学の舞台芸術学科の教授も務めていたようです。あの大島渚や名脇役の戸浦六宏

さんや声優の永井一郎さんとかを指導した経験があるようです。

今回伊賀衆が白影の知人ということでした。この仮面の忍者赤影では飛騨と伊賀は味方、甲賀と根来

と魔風は敵役となっています。子供の時こんな感じで覚えたので今、この年齢になってもこの図式に

なってしまいますね。子供の時にイメージを持ってしまうとずーと続いてしまいます。良いイメージ

はすぐ忘れるのですが不思議なことですね。

私自身はこの根来編第九話はトーンダウンといったところでしょうか?やはり前回までの風葉と矢尻

の印象が強すぎたということが言えます。仮面の忍者赤影全話の中でも特筆すべき第六話~第八話で

したからね。このあと出てくる男忍者はつらいですね。卍党編は海などのシーンが多かったですが

根来編は山の中のシーンが多くなって来ています。ロケ地行きたかったですね。今はもう開発されて

無さそうですが・・・・

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