白髪の原因のうちの一つはストレス
白髪の原因はストレスのほかに加齢、食生活、遺伝などいくつかありますが
今回はストレスについて書いてみます。
ストレスにより白髪が増えるのは間違いないようです。
何らかのストレスにより、血管収縮⇒血行不良になりやすいということになります
血行不良になると、髪の成長に必要な栄養素が毛母細胞まで届きにくいです。
ストレスにより、神経のバランスが乱れ皮脂の分泌が活発になります。
その皮脂が空気に触れ、徐々に酸化して過酸化脂質になり、これがよくないようです。
ストレスが多い方は白髪が多いというイメージが付きまといます。このストレスが
原因でキレイだった髪の毛の色が一気に白くなってしまうことがありますね。
ストレスに負荷が急に強くかかると免疫力が落ちてしまい、体全体にマイナス影響が及んだ
結果、白髪や抜け毛が一気に増えてしまうようです。ストレス原因はどちらかというと
白髪が一気に増えるというイメージがありますね。
白髪になるメカニズムはこれです!
髪の毛の毛母細胞というところに、色素を作る細胞であるメラノサイトというのがあ
ります。年齢が若いときはこの細胞が活発に動いて、ユーメラ二ン(褐色~黒色)と
フェオメラ二ン(黄色~赤色)の2種類のメラニン色素というものを作っています。
そして髪に黒色を運んでいます。しかし、残念ながら年齢とともにメラノサイトが衰え
て、色素の量が減って、この色素細胞の働きがうまくいっていないと白髪になるのです。
なぜメラニンの量の生成や減少、運搬にも影響がでるのか?
ストレスは白髪になる原因の1番手かも?
栄養や酸素がうまくメラノサイトまで届いていない可能性
栄養や酸素は毛乳頭まで張り巡らされている毛細血管からメラノサイトまで送られます。
その時、何らかの原因で運搬がとまったり減少してしまうと、メラニンを作る材料が不足し
生成量が減ったり作られなくなったりしてしまうのです。
髪の毛に栄養が届かなくなるメカニズム
血行不良が原因ということがあります。血行不良は長時間同じ姿勢をしていることなどによ
コリなどが発生し、睡眠不足や運動不足などでも起こりやすくなります。
血行不良はストレスが原因で起こることもあり、自律神経がうまくバランスがとれていない
状態の時に発生すると言われています。
●交感神経:ストレスを受けると活発になり、筋肉を固くして全身緊張状態
●副交感神経:リラックス時に活発、筋肉をゆるくさせて体を休ませる状態
リラックスしているときに減りストレスが多い現代人は交感神経が優位になっています。
そうなのです。交感神経が優位に立つと、身体は永遠に緊張状態です。そして結果身体の血行は
非常に悪くなってしまいます。
血行が悪くなればメラニンの材料であるアミノ酸「チロシン」や酵素「チロシナーゼ」などの
栄養が毛根まで届きにくくなり、メラニンを生成が減少し髪の毛の色素は薄くなってしまいま
すし、髪の毛の代謝も進まなくなるというわけです。
ストレスでメラニンを作る量のメカニズムはこうなります
ストレスあり⇒自律神経のバランス不良⇒血行不良⇒毛根の栄養不足
⇒メラニン不足⇒白髪
ストレスでメラニンの運搬ができなくなるメカニズム
ストレスが原因でメラニンの運搬が滞ってしまうのには活性酸素が影響しています。
活性酸素は細胞を傷つけます。メラニンを産むメラノサイトまで傷つけてしまうこともあるよう
です。紫外線を受けることなどで生成されるイメージがある活性酸素ですが、実はストレスから
解放した後にも大量に発生することが分かっています。
その原因は血流量の変化にあります。緊張状態では血流が悪くなるのですが、その緊張から解放
された瞬間、血管が拡張されて一気に血液が流れ込むことになり、その時に活性酸素も多く発生
するのです。ストレスでメラニンの運搬が上手くできなくなるメカニズムは、
自律神経優位、血流が悪くなる⇒ストレスから解放、血流回復後大量の活性酸素が発生⇒
毛根の毛母細胞やメラノサイトが傷つく⇒メラノサイトから毛母細胞に上手くメラニンを運搬できない
ストレス性の白髪を予防・改善するには
気分の転換ができれば一番良いですね。仕事から少し離れて、これは仕事だけでは
ありませんが体をリラックスさせるのが一番だと思います。
散歩、スポーツ、読書、旅行など「イラッ=イライラ」とするのを極力さける、ならないように
しないといけないですね。そういえば睡眠も大事ですね(浅い眠りは×です)
よく言われるようにある程度の年代なら規則正しい生活がとても大事ですね。
白髪だけでなく万病予防になりますね。
ストレスによる白髪の原因、自律神経のバランス不良、活性酸素は十分注意していく
必要がありますね。
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