石立鉄男さんと大原麗子さん2人共演は時代劇から
50年近くたっても色褪せないドラマ「雑居時代」、中高年の皆様にとって忘れることのできないホームドラマという方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
今の時代から遠い昔になりましたが「家族」「大家族」に焦点を当てている。男性的なドラマなんでしょうね。雑居時代はよかったという声は男性の方が多いですね。
栗山夏用演じる大原麗子さんの恋心の変化が毎回進んでいくのをじーっと見ていたような気がします。子供心にドキドキした記憶があります。大場十一演じる石立鉄男さんも気づき始め最後はむすばれるというドラマは最高でしたね。
この恋愛の価値観が私の人生に大きく左右しましたね。不思議なホームコメディードラマでした。今までのビデオ、再放送、DVDで何回見たかわかりません。
石立鉄男さん、大原麗子さんの雑居時代以前の共演 大岡越前
この間CS放送の時代劇チャンネルを大岡越前第一部の7話「濡れぎぬ」を見ていた時の事、なんとなんとこの時のゲスト出演が石立鉄男さんと大原麗子さんでした。石立さん演じる前科者でまじめに働く巳之吉役、大原麗子演じるおるいは、巳之吉が働いている大工の頭領?の娘役、巳之吉は盗人の容疑(無実)で手配されるのですがで最後まで信じるおるい。ここでも恋仲に落ち最後は結ばれるシーンがありました。雑居時代とちがって2人ともまじめな役に徹していました。雑居時代とは180度違う恋愛ももでした。まさか雑居時代以外に共演して恋仲になるシーンがあるなんてびっくりしました。
この大岡越前はTBS系なんですが、この第一部は、大阪志郎さん、加藤治子さんも準レギュラーとして出演されていました。
雑居時代 大場十一役の石立鉄男さんとは
石立 鉄男(いしだて てつお、1942年7月31日 – 2007年6月1日)64歳でなくなったんですね。今の時代からすると若いですね。確か訃報を聞いたときもっと演技を見たかったという記憶がありました。俳優座に入所して同期は同期生に笹岡勝治、細川俊之、横内正、佐藤友美、結城美栄子、服部まり子、佐藤オリエ、真屋順子、夏圭子、勝部演之、加藤剛というその後日本の映画、テレビ、演劇を背負ってた人ばかりです。
遅咲きかもしれませんが28歳の時「おくさまは18歳」で大ヒットしました。その後日本テレビ系の『おひかえあそばせ』『気になる嫁さん』、『パパと呼ばないで』、『雑居時代』、『水もれ甲介』、『気まぐれ天使』、『気まぐれ本格派』など続いていきました
まさしく全盛期、1970年代~1980年代は石立鉄男さんの時代だったことは言えるのではないでしょうか?
上記以降は脇役が多かったですね、刑事もの、2時間ドラマでよく見かけました。私は雑居時代のあとに見た「夜明けの刑事」の相馬課長役が印象に残っています。確かまじめな役柄だったのでびっくりしていたのかもしれません。雑居時代の大場十一役はコミカルなシーンが本当に多かったので、その差にびっくりしたのかもしれません。なんせ私、小学生だったので。
石立鉄男さんと「パパと呼ばないで」とチー坊
「おい、チー坊」の甲高い呼び声は忘れることができないですね。アフロヘアーと甲高い声はここからですね。ものまねでもよくありましたし、私も真似をした記憶があります。チー坊役の杉田かおるさんとのコンビは最高でしたね。私はこの時から同じ年の杉田かおるさんを応援するようになりました。
杉田さんの話によると石立さんは「パパとよばないで」の撮影の時「ドラマ以外の仕事は、一切やらないようにしてくれ、俺もやらないからそれは約束してくれ」って言われたようです。この時にプロ魂をおしえてもらったようですね。杉田さんはこのドラマで初めてセリフをもらったドラマだったらしいですね。そしてここから天才子役として有名になっていきました。
まとめ
一世を風靡したアフロヘア・・・もう一度見たいなあ。私が大人になって石立さんをテレビドラマで見たのは2時間ドラマがおおかったような気がします。1970年代と違って厳しい、堅苦しい役柄が多かったような気がします。ホームコメディードラマたくさん見たかったですね。雑居時代の大場十一役の石立鉄男さんに出会えてよかったです。
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