大雪による渋滞に巻き込まれたら確認すること
ガソリンの残り、食料、体を温める服(着込める服)があるかどうかです。とういうか車の中にあるものは限られてしまいますね。
最近の雪は突然ドカンと降り注いできます。あっという間に積もってしまいますね。温暖化の反動で冬は一気にドカ雪がくるのでしょうか?
10年に1度の大寒波がやってくるとのこと外出は控えて下さいというニュースがよく流れています。
私が住んでいる静岡県はめったに雪がふることはありませんしもちろん積もることは皆無です。そんな私が経験したのは大雪による車の渋滞です。もうかれこれ17年ぐらい前のお話になります。
年末実家に帰省(静岡県⇒大阪)
子供たちは小さかったので嫁さんも含めて冬休みになると新幹線で先に帰らせて私は仕事納め後、帰省しました。ルートは東名高速⇒名古屋湾岸線⇒東名阪⇒名阪国道⇒西名阪をいつも使って帰省していました。
おふくろは、冬山越えするとき、いつも雪道は気にしていました。というのはおふくろは福井県勝山市の出身で雪の恐ろしさを十分に知っていました。凍結や雪道は車が全く動かなくなるから注意してと・・・いつも「うるさいなあ」と思っていましたが今思えば良いアドバイスばかりでした。
前日は冷え込んでいた
誰も雪に備えて車の中は準備してないですもんね。今と思えば前日夜は、静岡県ですら冷え込んでいたのを覚えています。混むのが嫌で翌朝4時ごろ出発、愛知県に入ると雪がちらほら湾岸線に乗るころは大雪、少し不安になってきました。タイヤはノーマルです。淳著良く動いていたのですが全体の車の流れが遅くなってきました。車が走っていない脇のほうは、みるみる積もってきています。そして車の流れがとまってしまいました。
車の流れ全く動かず
ついに立ち往生・・・どうやら先頭のトラックが動かなくなったようです。1時間たっても・・・おふくろの言葉を思い出し、食料はない・・・いやお土産があった!うなぎパイを食べてしのいでいました。あまり食べすぎると今度はトイレに行けそうにないので。
ガソリンはあるが着こんでとめたりしていました。24時間車の中で過ごすのを覚悟しました。マフラーの周りには雪が埋まらないように、とにかく耐えるしかないと!
しかしトイレが・・・どうしても小がしたくて外にでて放出しました。右ラインを走っていてとまったので右側の脇にしました。そうしたら次々に運転手たちが放出し出しました。ずらっと並んで景観は今後はみることもないほど目にやきつきました。みんな我慢していたんでしょうね。途中で高速道路の維持会社がやってきて携帯用のトイレをくばっていました。
女性は外でするわけにはいかないですもんね。
動き出した
3時間近くとまっていた様な気がします。ついに動き出しました。タイヤはノーマルです。
しかしとまっているとき、あることに気が付きました。いい加減な性格が功を奏しました。
なんとなんとチェーンが1年間置きっぱなしだったのです。車に積んであるのです。2年ぐらい前に購入したものを使わず、ず~とおいていました。当然使い方がわからないので、なんとかつかわないようにしたくノーマルタイヤのまま突き進みました。いっきに三重県の御在所SAまで走りなんとか休憩できました。休憩してからさらに進もうとしたのですがSA出口から少し坂道になっており、車の後ろタイヤが滑り出しました。空回り尻振れが激しく危なくなり高速道路のやノーマルの路肩に止めました。というかつもっていた雪のところに突っ込んだような感じになりました。SA出口付近なので路肩は広め、安全地帯の白線もあったような気がします。やはりこの先のノーマルタイヤでは厳しいそうです。チェーンは使いたくなかったのですが・・・同じように車が路肩に泊まっていきました。
チェーンを初めて使う
仕方がなくチェーンを使う事に決めました。もちろん説明書見ながらです(笑い)
30分ぐらいかかりました。体に雪がつもるぐらい。完了して立ち上がって横をみると同じようにみんなが説明書をみながらチェーンをハメていました。
出発して東名阪道の亀山まで走破しました。とうじまだETCをもっていなかったので現金払いで料金所の人に情報聞くと「もうチェーンはずしていいよ!」やさしく言ってくれました。本当にほっとした瞬間でした。大阪まで無事到着したときは皆に必死に出来事をかたった記憶があります。
まとめ
今の時代は情報がしっかりしているので収集して行動してくださいね。とても大切です。自分だけチェーンなど準備したところで走っている車の1台がノーマルだったら、そこから渋滞が発生してしまいますね。いろんな準備が必要かもしれません。最近は、天気の報道では外出しないようにいっています。台風、大雪は最近レベルがちがいすぎますね。この50代になってから大きな台風など経験しています。いつの日か静岡県にも大雪がふる時があるのではないかと最近思っています。豪雪地帯の皆様にお見舞い申し上げます。
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