仮面の忍者赤影 卍(まんじ)党編のあらすじと感想9

仮面の忍者赤影
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仮面の忍者赤影 卍(まんじ)党編のあらすじ 第九話「怪獣変化陣」

四国への向かう船上にて赤影達は再度黒童子の襲撃を受け、船を破壊されてしまう。鳴門の浜より執拗に三人を追う猩猩左近は徳島の旅籠で白影を甲賀変化陣の術中に陥れ、赤影から鐘を奪おうとするが失敗、旅の娘を襲って逃亡した。病気の父の薬を買いに来たという娘はいかるがの里からから来たという。娘を助けていかるがの里へと急行する赤影を次々と襲い来る卍党。しかもその助けた娘というのは、なんと猩猩左近が変身していたのだ。針紋鬼と化した左近はさまざまな術を駆使して赤影達と戦うが鎖で手足の自由を奪われ、捕らえられてしまう。幻妖斎の所在を詰問された左近はついに自爆して赤影達を倒そうとし、失敗に終わった。死の間際、左近が口にした「剣山」の言葉を手掛かりに、赤影はいかるが一族を尋ねて剣山へと向かうのであった。

出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
   1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
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仮面の忍者赤影 卍(まんじ)党編の感想 第九話「怪獣変化陣」

この仮面の忍者赤影卍党編の第九話は、四国に渡るため船に乗っているシーンからです。青影は船

酔いでした。ここでも大きな船のセットでロケをおこなっているのですね。上手に船(船先のみ)

を作っていますね。当時は汗水ながして大道具さんが作っていたんでしょうね。今の時代は指先で

作れてしまいますがとても貴重ですね。戦後20年がたち一番元気があった時代ですね。さて船の

シーンですが誰かが海におちたようです。助けるため飛び込むのはもちろん白影さんです。

泳ぎが得意の白影さんです。しかしこれは罠で卍党員の忍者でした。気が付けば船上は卍党員の

忍者ばかりでした。それにしても赤影達は、まあ、すごい船に乗り込んだものです。子供の時疑問

があったシーンでしたね。赤影達は優秀な忍者だったので気がつかなかったのでしょうか?それと

もわざと乗り込んだのでしょうか?というような疑問でした。

船の先には後姿で怪しい人物がいました。黒道士です。このタイミングで大まんじも海の底から

出てきました。黒道士はパラソルにのって船から脱出(逃げた?)しました。そして空の上から

爆弾を2発投げましたね。赤影たちが乗っていた畝は大爆発。いや~とにかく爆発シーンが多い

ですね。当時どれだけ火薬類を使っていたのでしょうか?今はもうテレビでみることなくなった

ですね。まっ、私の世代は爆薬・爆発といったら西部警察を思い出すのですが・・・とりあえず

赤影達3人は生きていましたね。良かったです。水の上に木があり、それがくるっと回って姿を

表しました。ホッとしました。赤影達はなんとか四国の浜に着いたようでしたね。青影は船酔い

の影響でしょうか?2人に支えられていました。猩猩左近は四国の山のほうから赤影達3人を

発見して見張っていました。猩猩左近は少しふと力みですね。この猩猩左近役の鈴木金哉さんも

時代劇の脇役で活躍されていた方です。白影の殺陣も見事なもんですね。刀を独特の持ち方で

殺陣をやっていきます。この持ち方で激しく殺陣をするのは白影役の牧冬吉さんぐらいでしょう

か?時代劇の主人公の脇役の方(忍び役の方)で少しいたかもしれないですね。子供の時、

白影役で刀をそのように持った記憶があります。赤影達は卍党忍者たちに襲われた娘を助けまし

た。子供の時はだいじょうぶかなあ、卍党の忍者ではと思ったりしていたのですがキレイな方

だったので(娘役・水田道子さん)疑うのを辞めた記憶があります。眼もきれいだったので・・・

メイクしているわけでもなく、この娘の話を聞くといかるがの里から来たということで速く里に

戻りたいとのこと、もちろん赤影達もいかるがの里には興味があったので一緒に行くことになりま

した。次の日出発に先立ち赤影の姿が見えないです。とつぜんジャーンっと赤影参上の音にあわせ

て登場しました。青影が「いい恰好して!」と言っていましたね。全然関係ないところで音が流れ

てきました。私はてっきり敵役の忍者たちと戦うときにしか流れないと思っていました。これは

製作者サイドのお遊びなんでしょうか?おもしろかったですね。子供が楽しめる要素があります

ね。さて出発しましたがロケーションは山の中で土の道路があるシーンです。こういゆ場所を

よく探してきたものです。以前も書きましたが54年前の時代ですから舗装されていなところ、

まして山の中などはたくさんあったんでしょうね?まずは黒道士が襲ってきました上空から

パラソルで爆弾を落としてきました。ここは白影の登場です。凧を上げて砲撃合戦でした。白影

の勝ち、そして地上では次から次へと卍党員の忍者がたくさん襲ってきました。娘は数回アップ

画面になります。冷静なのでひょっとしてこれは誰かが変装しているのでは?と思うようになり

ました。そして赤影が戦ている時、馬車でじっとしているわけでなく山の中まで来ましたね。

赤影が戦っているのを超冷静にみていました。娘の顔がまた数回アップになり、挿入音が怪しい

です。卍党員を全員片づけて残っていたのは娘一人・・・

やはり変装していました。猩猩左近です。本当にこのようなおじさんがキレイな娘に化けるとは

困ったもんです。子供の時は「やっぱり」と思いました。猩猩左近は赤影達3人が相手です。毒針

やら小型爆弾でやっつけようとしましたが赤影達に捕まってしまいました。幻妖斎の居所を聞こう

としたところ自爆してしまいました。ここでも自らでしたね。

赤影達は四国の剣山の麓、いかるがの里にいくらしいです。

この卍党編第九話でも本当のロケ地、セットのロケと交互にでてきました。上手に制作されてい

ますね。特撮らしいと言えば特撮です。ウルトラマンの特撮とは少しちがった味わいがあります

ね。特撮=昭和でしょうか?昭和の子供たちはこんな大道具で作られたセット物を見ていました。

これは芸術ですね。あの時代、楽しかったなあ。

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