仮面の忍者赤影 魔風編のあらすじ 第十一話「とかげ忍獣じじこら」
仮面の忍者 赤影 第四部「魔風篇」 [DVD]はここをクリック魔風砦探索中、赤影達は魔風から逃げ出した百姓を助け出し彼から天狗山の洞窟に他の仲間が隠れていると打ち明けられる。洞窟に向かう途中魔風忍群の猛襲を受けた赤影達は魔風の目を逸らすため一計を案じる。わら人形相手の大芝居を打つ青影に騙された魔風衆の攻撃を受け逃げ出した青影は一つ目のとかげ怪獣に襲われる。青影が大奮闘している間に赤影達は洞窟に辿り着くが、そこには魔風忍群が待ち受けていた。無事切り抜けた赤影達はそこに魔風十三忍の一人・不動金剛丸の津堅を見る。金剛丸の地雷火陣を破った赤影達の前にじじごらが出現した。仮面で怪獣の体内を見通した赤影はその胃袋の中に青影が捕らえられているのを知り、手を下せぬまま、怪獣は飛び去った。金剛丸の最後の言葉から地獄谷へ陽炎が捕らえられていることを知る。決戦の時は、迫っていた。
出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
仮面の忍者赤影 魔風編の感想 第十一話「とかげ忍獣じじこら」
はじまりはどこか広い川の河川敷(砂がある)のところでのロケシーンで、カラスの群れも飛んで
いるシーンでした。カラスの飛んでるシーンは合成のところもあります。カラスは死体に群がると
いうことで、赤影は何かあるのではないかということで向かいました。ここでセットに切り替わり
ました。木にぶら下がっている人を発見しおろしました。死んでるかと思ったのですが生きていた
ようです。魔風から逃れて捕まった百姓のようです。演じている人がちょっとうさんくさそうなひ
とだったのでなんとなく怪しいのですが本当の百姓か、当時はよくわからなかったですね。DVDで
見ても微妙な百姓と言ったところでしょうか。
仲間が天狗山の洞穴に捕まっているとのことで助けに向かう前に、魔風忍者が木に化けていまし
た。赤影と白影は木を斬って行きます。次々と魔風忍者が死体になっていきます。赤影が言うには
「ぼくとんの術」??。セットにあった気がすべて無くなってしまいました。
木、全部魔風忍者が化けていたんですね。これで終りではなくまたも崖の上から鉄砲の銃撃を受け
ます。魔風忍者がたくさんいるようで赤影がこのままでは全滅するということで白影と共に自爆
して青影も百姓の消えました。赤影達は消える術があるのでいいですね。忍者=消えるという構造
はこの仮面の忍者赤影で初めて見て大人になるまでずっと鮮明に頭の中に焼き付いています。忍者
は消えるんだという先入観がいつもありましたね。
場面がどこかの池かダム湖の水辺のロケシーンに変わりました。赤影達4人は筏に乗って漕いてい
ました。これでもゆっくりできるのかなあと思ったのですが、さにあらず水の中から刀の刃先がで
ているではありませんか!どこまでも魔風忍者たちが襲ってきますね。船の漕ぎ方を見ていると
浅いような感じですね。どんどん近づいてきて筏を真っ二つにしてしまいます。赤影と白影は
手裏剣で応戦、赤影達は飛びました。なんとかこの場を逃げ切ったでしょうか?飛んでるシーンは
人形(模型)でした。こういうシーンがあるので特撮、昭和というような感じがします。特撮世代
なので懐かしく思いますね。
青影を覗いて仲間が捕らわれているらしい洞窟に向かいます。青影は赤影から別の仕事を頼まれ
「ガッテンガッテンショーチ」を2連発出していました。青影は藁人形でできた赤影達と焚火を
して話をしている状況を作っています。魔風忍者たちも望遠鏡で覗いていて青影の罠にハマってい
ますね。さすが青影と言ったところでしょうか!しかし長くは続かずばれてしまいました。逃げる
ときの音楽がほのぼのとして良い音楽です。この音楽が初めて聞いたのは仮面の忍者赤影の卍党編
でペドロ(大泉滉)が円盤の中から逃げるシーンだったと思います。やっぱり逃げるシーンが似合
う音楽なんでしょうかね?青影は何とか逃げ出すことに成功・・・しかし地面が揺れ出し、突然
怪獣が出現しました。とかげ怪獣じじこらです。
赤影の方は洞窟に入りますが怪しいお地蔵がいくつかあります。気が付けば魔風忍者だらけです。
戦いが始まります。赤影も白影もすごい殺陣シーンです。すばらしい殺陣です。
ここで百姓がいないではありませんか。想像の通り魔風の忍者、不動金剛丸でした。この方
佐藤金哉さんという役者で時代劇で悪役などをよくやっていた俳優さんです。仮面に忍者赤影の
卍党編でも猩猩左近役で出演されていました。ごっつい体の方です(太り気味)
魔風忍法「地雷火陣」←魔風忍法一覧はこちらをクリックしてください!
で赤影、白影を倒します・・・・と思ったのですが
この不動金剛丸は赤影をやっつけると大騒ぎしすぎです。2回ぐらいありましたが赤影達は全然死
んでいないのですが、この忍者どことなく女子プロレスのアジャコングさんに似ています。赤影の
高い笑いのあと「赤影参上」です。白影もなぜか地蔵に扮しています。2回目も赤影達を倒したか
と思ってのですが・・万歳と騒いでいるとき白影、赤影に斬られてしまいました。なんと懐の浅い
忍者でしょうか。そしてこれで終りではなくこのタイミングで怪獣じじこらの登場です。赤影は
怪獣の正体を探るため怪獣の体の中を覗くと(赤影の仮面の目を黄色にする)なんとなんと胃袋に
青影がいるではありませんか!元気そうですが先ほど食べられたということでしょうか。
このじじこらは空も飛べ今までの怪獣とは少し違いますね。不動金剛丸は死ぬ間際、地獄谷まで
来いといって死にました。雷丸が黄金の仮面をつけて赤影と白影をまっています。最後の決戦まで
あと少し!頑張れ飛騨の忍者たち!
仮面の忍者赤影 魔風編のあらすじ 第十二話「決戦魔風忍群」
青影と陽炎を救出するため、地獄谷へと向かう赤影と白影の脳裏には死んでいった仲間や魔風の忍者、そして恐ろしい怪獣たちのことが脳裏をかすめていた。
出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
仮面の忍者赤影 魔風編の感想 第十二話「決戦魔風忍群」
この魔風編第十二話は思い出のシーンです。根来編でもありましたね。決戦の前に過去を振り返る
映像が出てきました。今から思えば当初から映像で振り返るというシーンを考えていたんでしょう
か?うわさによると仮面の忍者赤影は30分番組ですが予算は1時間ドラマの4倍ぐらいを使って
いたようです。予算削減の意味もあったんでしょうか?見ているほうからすると少し拍子抜けする
のが否めません。出演者たちの休憩にもなったかもさひれませんね。
コメント