犬彦・猿彦役の二見忠男さん
仮面の忍者赤影のキャスト 二見忠男さん
二見さんは昭和のころ活躍された名脇役の一人です。この方も63歳という若さで亡くなりましたが私の記憶の中では忘れることができない名脇役の一人です。
この方を初めて知ったのは、この仮面の忍者赤影での出演でした。第4部、魔風編の双子の忍者役でした。役柄が赤影達の仲間になるふりをして近づく兄の猿彦役、テレパシーで弟の犬彦に情報を送っていましたね。子供心にはなんて悪い奴だと思っていました。
味方か敵方かよくわからないシーンがありましたね。子供の時は、猿彦に近づくなと良く思ったものでした。でも最後は敵方を裏切り赤影達のためにがんばってくれました。このシーンがあったので二見忠男さんという俳優に興味を持ったのだと思います。
雑居時代の週間ドリーム編集長役 二見忠男さん
私が大好きなテレビドラマ、このサイトでも何回かUPしていますが雑居時代にも二見忠男さんが出演されていました。準主役級といっても良いのかもしれません、山本紀彦さんほどではないですが度々出演されていました。週刊ドリームの編集長役で大場十一役の石立鉄男さんとよく絡んでいましたね。いつもとてもコミカルな絡みがおおかったですね。雑居時代でまじめなシーンは大場十一の自宅に前借金を渡しに来た時でしょうか。これは珍しく二見忠男さんの雑居時代におけるまじめなシーンだった記憶があります。
いろんな役柄、脇役をこなした二見忠男男さん
山本紀彦さん同様、石立鉄男作品には欠かせない人でした。あとは「太陽にほえろ」でも脇役でよく出演されて異様な気がします。日本テレビ系が多いような気がしますね。確か熱中時代教師編にも出演されていましたね。あとは私が印象深いのは・・・
NHK大河ドラマ「黄金の日日」にも出演
この黄金の日日でも良い演技をされていました。6代目市川染五郎(現松本白鷗さん)さん演じる呂宋助左衛門の船頭役をやっていましたね。非常に良い役(コミカルではない)でした。よく覚えています。主役のサポート役でした。さすが名演技と言ったところでした。忍者部隊・月光にも出演されています。これは古いドラマなので二見さん自身俳優の初期のころの作品ですね。1970年代は私が見ていたたくさんのドラマに出演されていました。あとは二見忠男さんは俳優業だけでなく、声優業・吹き替えなどとしても活躍されていました。
映画のほうは「マルサの女」に出演されていますし、映画は東宝系でよくでていたようです。全体的にコミカルな役よりも悪役も多かったような気がしますね。
まとめ
63歳という若さでなくなったのは本当に残念です。肺がんだったようで、雑居時代の週刊ドリームの編集長役の時もそうでしたが「たばこ」をよく吸っていましたね。それが影響したのでしょうか。
本当に忘れることができない名脇役、名俳優だったと思います。このような名脇役を語り継いでいきたいなあと思っています。それには何よりも健康が一番ですね。
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