仮面の忍者赤影 根来編のあらすじ 第四話「蟻怪獣ガバリ」
仮面の忍者 赤影 第三部「根來篇」 [DVD]はここをクリック前肢から強烈な溶解液を放出し暴れ回るガバリ。駆けつけた赤影の攻撃も歯が立たない。だが折よく降った雨を利用したさ再攻撃が効果を上げ、ガバリは土中に逃げ込む。宿場の一件から赤影達の計画に不満を持つ原田伝八郎(千葉敏郎)らは不審な男を追って入った小屋で、蟻身眼兵衛に襲われる。隊から姿を消した二人を探す白影は、眼兵衛の術中におちた伝八郎に銃をつきつけられる。一方、織田の家臣に化け赤影をおびき出した眼兵衛は人喰い蟻の蟻塚に赤影を陥れる。術が解けた伝八郎から赤影の在所を聞いた白影は救援に向かう。その時、信長の一行は根来の鉄砲隊の猛襲を受けていた。信長を守る為に戻った伝八郎は銃の弾を取るため敵の一切攻撃を受け、主君の為に捨身の攻撃で眼兵衛を倒して死ぬ。眼兵衛の死により出現したガバリを水で退治し、残る3人は再び信長を守って進む。
出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
仮面の忍者赤影 根来編の感想 第三話「蟻怪獣ガバリ」
大きな蟻との戦いから始まりました。白い泡のようなものを吐き(噴き)出しました。しかし雨
になると鈍く(弱く)なりました。ここで赤影が仮面からでる光線をあてると逃げていきました
ね。とりあえず一安心というところでしょうか?
仮面の忍者赤影根来編で特徴的なところポツンと怪しい人がいますね。そしてその者は根来の
忍者という設定です。その時いつも思うのですが追って行かないで、仲良くしないでと何回も
思った記憶があります。信長一行が橋に差し掛かった時、怪しい百姓さんが歩いていましたね。
信長の護衛の2人が後を付けていきます。子供の時、気をつけてねと何度おもったことか。
やはり変装していました。根来忍者、蟻身眼兵衛でした。この蟻身眼兵衛役の脇中昭夫さん、
現在は堀田眞三さんというのですがこの方も現在でも脇役で有名な方です。東映時代劇は
もちろんのこと、やくざ映画にも多数出演されている方です。脇役の中の脇役といったところで
しょうか?テレビで見ると「あっこの方」と思い出す方はたくさんいらっしゃると思います。
赤影達は信長一行の人数が減っているのに気が付きました。白影が探索に行き、消えた侍の一人、
負傷した伝八郎を救出します。どうやら根来衆に襲われたとのこと、伝八郎は襲われた所に案内
します。もう一人は殺されていました。
一方赤影はもう一人の負傷した近侍を発見、救援に向かいます・・・ここでも赤影さん気をつけ
てね!と子供の時思った記憶が蘇りました。飛騨の忍者たちはすぐに不審人物の後を追ってしま
うので本当に注意してもらいたいものです。そして赤影は探索にいきましたがここで不思議な
ことが「蟻塚に槍」という不思議な組み合わせ。蟻身眼兵衛がでてきて、どうだ「蟻塚に槍」
「おかしかったかなあ」というセリフギャグだったのでしょうか?このシーンは何回見ても、大人
になってもわからなかったです。赤影は蟻塚の穴に落ちてしまいました。蟻が群がるシーンは気持
ち悪かったですね。穴の中に落ちた時飛んだらよかったのにと思っていましたが・・・思うように
はいかなかったみたいですね。
伝八郎は白影を脅していましたが根来の術(催眠)にかかっていたようです。白影が術解きまし
た。とにかく良かったです。信長一行は山の上から襲撃を受けました。根来忍者衆が鉄砲で信長
を狙い撃ちにします。刀ではないんですね。そういえば歴史的にみても根来雑賀衆=鉄砲という
事実がありますね。そのためこの赤影でも鉄砲を中心に制作されたのでしょうか?そう考えると
自分自身納得します。忍者=刀のイメージが強いので。
信長がピンチです。そこで伝八郎と白影が登場、伝八郎は殿がそわれているので自ら攻撃してい
きます。鉄砲の球がなくなり部下に取りに行かせますが討死、伝八郎が銃撃場所のど真ん中に
鉄砲球(火薬)を取りに行きます。そして全身に銃弾をあびながら火薬を投げつけます。蟻身
眼兵衛にも投げつけます。そして蟻身眼兵衛が死にます。やりました、なんという近侍でしょう
か?今回の主役ですね。そして怪獣ガバリの登場、赤影達は当初苦戦しましたが雨=水を思い
出しました。白影が手裏剣で穴を掘り地下水を出しました。そして赤影達の腕に巻いてあった道具
をホースがわりにして水をガバリにあてました。
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そうしたらおしりから煙をふいて逃げていきまし
た。あっけない撃退劇でしたね。そして崖からおちて池に沈んでいきました。
今回もロケ地、いつもと同じところだと思うのですが広くて山あり、池ありのところでした。
火薬もたくさん使われましたね。30分(正味22分?)ぐらいのドラマですが現代のテレビと比べ
ると迫力がちがいますね。とにかくすごいのひとことです。西部警察にはかないませんが・・・
当時はゴールデンタイムの放送ですから気合の入れ方も違うでしょうし、白黒→カラーテレビへ
の移行の時代真っ只中でしたので制作サイドも気合の入れ方も違うでしょうね。
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