仮面の忍者赤影 根来編のあらすじ 第五話「怪忍百面鬼」
仮面の忍者 赤影 第三部「根來篇」 [DVD]はここをクリック清州を出て以来、根来の攻撃は途絶えていた。だが、熱田に一行が宿をとる事を盗み聞いたかげろう三兄弟の百面鬼は白影に変装し、鷹狩峠の織田の家臣を襲ってその濡衣を着せる。信長の命を狙ったかどで鷹狩峠に捕らえられた白影は明朝、打首にされる事となった。敵の手を呼んだ赤影は白影にこの状況を利用おするため少しの間耐えるよう伝えてゆく。計画に感づいた赤影達を倒さんとかげろう三兄弟の野火とつむじが襲いかかる。同じころ、根来衆に襲われた信長を偽の白影が救った。難を逃れ油断した信長に斬りかかった偽白影。そこへ野火達の攻撃をかわした赤影、青影と脱走して来た白影が駆けつけ、事無きを得た。赤影に額を割られた百面鬼は自爆して果てた。しかし、休息も束の間、今度は巨大な甲虫怪獣アゴンが出現した。どう切り抜ける!!赤影
出典:別冊テレビジョンドラマ「仮面の忍者・赤影」
1986年5月1日発行 (有)放送映画出版
仮面の忍者赤影 根来編の感想 第五話「怪忍百面鬼」
ロケ地はいつもの池のある山の中とおもわれます。白影はその池で顔を洗いましたが、まさかここ
で根来の忍者に顔をコピーされてしまいました。この当時コピーということばは一般市民に出回っ
ていなかったはずです。顔を模写されたという言葉になるのでしょうか?
セリフでも言っていましたが根来衆の襲撃はしばらく無いと言っていました。しかし休憩していた
旅籠の主人が怪しいです。子供の時はすぐに怪しいとわかりました。本当の主人を縛って変装して
いましたね。この人物こそ根来忍者、かげろう三兄弟の長男、百面鬼でした。変装するのが得意の
ようです。子供の時は、本当になんて悪いヤツだと思っていました。というのは池でコピーした
白影の顔に変装して信長の近侍を討ちました。この時はなぜかわからないのですがいやな感じが
していましたね。白影に化けるなんてというような感じです。それも近侍のうち1名をわざと斬
らずに顔を覚えさすという悪いやり方です。
赤影達3人は密かに信長を護衛していましたが、やはり白影は信長一行の近侍に顔を覚えられて
いたので捕まってしまいます。予想通りの展開です。何回も言うように子供の時はいやな感じで
テレビを見ていました。白影は明朝打ち首という情報を聞きだし赤影はこっそり様子を見に行き
ましたね。赤影なので見回りがいても簡単に入ることができました。そりゃそうですね。飛騨の
忍者です。その後戻ってきたら青影がいびきをかいて寝ていましたね。このシーンは外でのロケ、
どこかお寺の門とお堂がありました。そしてここで根来忍者との戦いが始まりました。本当に
このような敷地での根来忍者との戦い、これは珍しいパターン、シーンですね。いつもセットの
中での戦いや広い河原、草原、山の中というのが多いのですが今回は違っていましたね。また
もう一つ珍しいシーンがありました。青影が根来忍者を3人斬りましたね。最後は座頭市のよう
な感じで斬りました。そしてセットに切り替わり
かげろう三兄弟の弟二人、つむじと野火、二人がかりで赤影と青影を攻めます。
根来忍法の発動です。
一人は火を吹く術「野火かげろう」、もう一人はつむじ風を起こす術「かげろうつむじ」
↑根来忍法一覧はこちらです↑
しかし赤影と青影は忍法「影風車」←飛騨忍法一覧はこちらです
で回転して逆に風を起こして消えてしまいました。信長一行を追ったようです。
信長一行に偽の白影が・・・信長を殺そうとしましたが本物白影の登場です。この時の白影がす
ごいのなんの、槍と刀の二刀流です。すごい殺陣です。そして続いて赤影、青影が登場しまし
た。かげろう百面鬼は赤影たち3人が相手です。勝負はあっけなく決まりました。
赤影が脳天から斬りつけました。最後死ぬ間際爆弾を投げ自爆と思ったのですが、なんと甲虫の
怪獣が登場です。今は甲虫というのがわかるのですが、子供の時初めて見た時はてんとう虫の
怪獣と思いました。よく見ると角があるのですがてんとう虫と思った次第です。
今回の話の中で青影が3人を斬るシーンは今DVDを見るとショッキングでしたね。子供の時は
そうは思わなかったのですが・・・
出てくる俳優陣は東映時代劇系の方が多いので殺陣は子供番組なんですが上手すぎますね。
仮面の忍者赤影のドラマに出てきた俳優陣達は、その後いろんな東映時代劇、やくざ映画同じく
テレビの時代劇などに多数脇役で出演されています。本当に貴重な仮面の忍者赤影だったのです
ね。今でも愛されるこのドラマは汐路章さんが言っていたように「名作」以外言葉が出てこない
ですね。赤影さんや白影さんたちは長生きしてほしかったなあと思いますね。続きを見たかった
ですね。続きがあったら名作になっていないかもしれませんが・・・
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